「ホームページが完成しました!」── そう聞くと、つい“完成=終わり”のように感じてしまいますよね。
でも実際には、ホームページは完成してからがスタート。 家を建てたあとにリフォームや増築をするように、 ホームページも運用しながら少しずつ“育てていく”ものなんです。
この記事では、ホームページを効果的に“増築”していくための考え方と、 成果につながる更新・拡張のコツを紹介します。
1. ホームページは「建物」と同じ
ホームページはよく“デジタル上の店舗”や“営業所”に例えられます。 作った当初は最新でも、数年経つと情報が古くなったり、 デザインが流行に合わなくなったりします。
たとえば──
- サービスが増えたのにページがない
- 新しい実績を紹介していない
- スタッフが増えたのに紹介が追いついていない
これらは“増築のサイン”です。 家と同じで、使いながら必要な部屋を増やしていくと、 どんどん使いやすく、見やすく、伝わるホームページになります。
2. 増築=ページを増やすだけではない
“増築”というとページを足すイメージが強いですが、 実はそれだけではありません。
- 構成の見直し: メニューを整理して導線を改善する
- デザインのアップデート: 写真やレイアウトを時代に合わせる
- コンテンツの強化: よく見られているページをさらに充実させる
つまり、“今あるものをより良くする”ことも立派な増築です。 無理にページ数を増やすよりも、「目的に合った拡張」を意識しましょう。
3. 増築のタイミングは“変化があったとき”
ホームページを増築するタイミングは、次のような社内の変化があったときです。
- 新しい事業・サービスを始めた
- スタッフ・店舗・拠点が増えた
- ロゴやブランドデザインをリニューアルした
- お問い合わせ内容や顧客層が変わった
こうした変化に合わせてホームページをアップデートすることで、 情報の鮮度が保たれ、検索エンジンからの評価(SEO)も高まります。
逆に、古い情報を放置しておくと、 「この会社は更新していない」「今も営業しているのかな?」 と不信感を与えてしまうことも。
4. 増築のアイデア例
具体的に、どんな“増築”が効果的かをいくつか紹介します。
- ✅ 事例紹介ページを新設して実績を見せる
- ✅ よくある質問ページを追加して問い合わせを減らす
- ✅ スタッフ紹介ページで親近感をアップ
- ✅ 採用専用ページを追加して人材確保を強化
- ✅ お知らせのカテゴリーを分けて情報を整理
これらはすべて“新しい部屋を作る”イメージです。 少しずつ増築していくことで、ホームページ全体が豊かになります。
5. 増築はSEOにもプラス効果
定期的にページを追加したり、情報を更新することは、 検索エンジン(Google)からの評価アップにもつながります。
Googleは「新しい情報を継続的に発信しているサイト」を信頼する傾向があります。 つまり、更新や増築は単なる“見た目のリニューアル”ではなく、 SEO対策そのものでもあるのです。
6. アバウトネットが支援する“育てるホームページ”
アバウトネットでは、作って終わりではなく、 “増築しながら育てる”ホームページ運用をサポートしています。
- 新ページ・追加コンテンツの提案
- アクセスデータをもとにした改善プラン
- リニューアルやデザインアップデートの支援
ホームページは「完成」ではなく「進化する資産」。 少しずつ手を加えながら、会社の成長とともに育てていきましょう。