「最近ネットが遅い」「Zoomがよく途切れる」「ホームページの更新に時間がかかる」── そんなとき、ついパソコンや回線のせいにしていませんか?

実は原因は、Wi-Fiルーター(無線LAN機器)が古いまま使われていることが 少なくありません。

Wi-Fiにもスマホと同じように“バージョン(世代)”があり、 数年前の機器では最新の通信環境に対応していないことが多いんです。

この記事では、Wi-Fiのバージョンの違いと、 買い替えの目安・メリットをわかりやすく紹介します。

1. Wi-Fiにも「世代」があるって知っていましたか?

Wi-Fiは技術の進歩とともに、定期的に新しい規格(バージョン)が登場しています。 以前は「IEEE 802.11ac」など難しい表記でしたが、 現在は「Wi-Fi 5」「Wi-Fi 6」「Wi-Fi 7」と数字で分かりやすく表記されるようになりました。

名称発売時期の目安主な特徴
Wi-Fi 4(802.11n)2009年頃~旧世代。速度が遅く、同時接続が苦手。
Wi-Fi 5(802.11ac)2014年頃~現在も多く利用。高速通信だが混雑に弱い。
Wi-Fi 6(802.11ax)2019年頃~高速かつ安定。複数台の接続にも強い。
Wi-Fi 7(802.11be)2024年頃~さらに高速・低遅延。4K動画や大容量通信向け。

つまり、5年以上前のルーターをお使いなら、 「Wi-Fi 4」または「Wi-Fi 5」の可能性が高く、 今の通信環境では力不足になっているかもしれません。

2. 古いWi-Fiルーターのままだと何が起こる?

  • 通信速度が遅く、ページの読み込みに時間がかかる
  • Zoom・Teamsなどのオンライン会議が途切れる
  • スマホやPCを複数接続すると不安定になる
  • セキュリティ面のサポートが終了している

特にセキュリティは見落とされがちですが、 古いルーターでは最新の暗号化方式(WPA3など)に対応しておらず、 不正アクセスのリスクが高まります。

Wi-Fiは「つながっていれば大丈夫」と思いがちですが、 実際には「どんな通信をしているか」「安全かどうか」がとても大事です。

3. 買い替えの目安は「5年」

Wi-Fiルーターは、家電と同じく5年程度が買い替えの目安です。 5年以上経つと、速度・安定性・セキュリティすべての面で差が出てきます。

特に、以下のような方は早めの交換をおすすめします。

  • リモートワークやオンライン会議を頻繁に行う
  • スマホ・PC・プリンタ・テレビなど接続機器が多い
  • 同じルーターを5年以上使っている

Wi-Fi 6対応ルーターなら、通信速度はもちろん、 混雑時の安定性も格段に向上します。

4. 買い替えで得られるメリット

  • 通信速度が2〜3倍にアップ
  • 複数端末の同時接続でも安定
  • セキュリティが最新仕様に更新される
  • 省電力で熱を持ちにくい

Wi-Fi 6/Wi-Fi 7対応のルーターを導入するだけで、 仕事のストレスが驚くほど減るケースもあります。

5. 法人でも「放置ルーター」は要注意

会社や店舗でも、開業当初から同じルーターを使っているケースはよくあります。 しかし、古いWi-Fiルーターは通信速度だけでなく、 情報漏えいリスクの原因にもなります。

特に業務メールや顧客情報を扱う場合、 セキュリティ更新の止まったルーターを使い続けるのは危険です。

6. まとめ:Wi-Fiも“通信インフラ”。定期的な見直しを

Wi-Fiは「ただの機械」ではなく、 会社や自宅のネット環境を支える大切な通信インフラです。

5年以上使っている方は、一度ルーターの型番を確認してみてください。 「Wi-Fi 4」「Wi-Fi 5」と書かれていれば、そろそろ交換のサインです。

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